“有効な手段”なのです。
無駄でない理由は、吠えたら飼い主は自分を構ってくれて、その結果望みのことが叶うから。
犬はこんなふうに学習して「吠えることが欲求を満足する手段」だと考えているのです。
だから犬にとっての“むだ吠え”は“お役立ち吠え”なんです。
どっかの博士の話では、“きつねさんきつねさん理論”という動物の本能的戦略があるそうで、
例えば森にある鳥の巣で、ヒナ達がピーピー大きな声で鳴いている理由は、
「はやく餌をくれないと、大きな声で鳴いてキツネに居場所を知らせてぼくはキツネに食べられちゃうぞ!それがイヤなら早く餌をおくれ!」と親鳥と脅迫しているそうな。。
だからヒナはの鳴き声の意味は「きつねさん!きつねさん!ぼく達美味そうなヒナはここにいるよ!」ということらしいとか・・・
そういうワルいヒナの口にエサの虫を突っ込んで、親鳥たちはヒナを黙らせるのだそうです。
それでヒナは立派に育って、また彼らの生んだヒナに脅迫される。。
もしかしたら、飼い犬も「散歩に連れて行かないとウルさくいつまででも吠えるぞ!」と飼い主を脅迫しているのかも??
吠えても馬耳東風で居られるなら、放っておけば吠えなくなるという説がありますが、
わたしの経験上、それはうまくいかないようです。
犬はいつも「いつものアレをいつもの時刻にして欲しい!」と考えているみたいです。
だからそのいつもの時刻が来るちょっと前に、いつものアレが楽しみになって、待ちきれなくて我慢できずに吠えるような気がします。
飼い主も、飼い犬が吠えると「あ、いつものアレしなきゃ」と、アレをするから犬は「吠えなきゃならん」と学習してしまうのではなかろうかと思います。
この“負の連鎖”の学習を断ち切るためには、
「吠えるとわるいことが起きる」と思わせるのがよいでしょう。
人間どうしでは「○○をしなかったら、ご褒美あげる」というのが成立しますが、
動物はこの「○○しなかったら・・・」という論理はどうも理解できないみたい。
「○○したら・・・」の方は分かるみたいなのに。
だから犬は「○○したら、怖いことが起きる」という学習は意外に早く覚えます。
でも課題は、「怖いこと」を何にするかです。
1.怒る:飼い主が怖い顔で大声で犬を叱るのは有効な手段だと思います。でも、その声、ご近所にガン聞こえですよ!
ある日「おたくの奥さん大丈夫?」って意味不明なことを近所の人に聞かれたことがあって、よく聞いたら「・・・ときどき大声で怒鳴っているから・・・」と言ってました。
いやあ、壁に耳ありですよ。
2.叩く:これも有効です。ただし副作用で犬も「飼い主に叩かれた」と気落ちして、これが元で犬の精神病になることもあるみたいだから要注意です。とにかく痛い体罰はヤメといたほうがいいです。
3.身体拘束:犬の口を手で上下からギュッて抑えて、しばらく声が出ないようにして、怖い顔で、やや強く「ダメ!」と言い聞かせるといいみたい。
そうすると「ダメ!」という言葉だけで吠えるのを止めるようになりました。
これは病院で合ったダックスフントの飼い主がやっていたのを見たのですが、その犬はコンテストに出すために躾けているのだそうです。
確かにダックスフントの口は長くて小さいから、片手でギュッって握れますね。
ウチの犬は、口が短いし下唇がベロベロしているから、ギュッってする度に手がヨダレでベトベトになって困ります。
4.イヤなニオイ式:「ダメ!」の発声と同時に、犬にとってイヤなニオイのスプレーをシュッとひと吹きする方法。
これも、吠えたらイヤなことが起きる、という学習ができるようです。
このような製品が実際に市販されています。
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5.ハイテク式:犬が吠えた時の音をセンサーで検知して、ブルブルブルッと振動する小型マシンを犬につけるもの。。
時と場合によっては有効だと思います。結構長く市販されている機器のようで、私の子供の頃にもピリリン!と弱いシビレ電気を犬に流す機械をテレビで見たことがあります。
この電気ショック療法のヤツは、ちょっと??だけど。。振動させるのだったらいいような気がする。
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